枠を作る


 デジタルの写真や絵は、それだけでプリントしたり、ホームページに貼り付けたりしてもいいが、枠を付けたり、ドロップシャドーを工夫したりすると楽しい。多彩な表現が出来るところが、デジタル写真の面白さと言える。

 オリジナルの枠を作るには、一度、汎用のグレースケールの枠を作っておけば色々な所に使える。(1)は、細目の枠であり、(2)は太めの枠である。実際に画材屋で枠がどのような曲線で出来ているか見るといいが、適当に作っても、それなりに見える。
 この例はIllustratorをブレンドを使い、グラデーションを作った。


(1)-細目の枠(グレースケール) (2)-太めの枠(グレースケール)

 (1)を「イメージ/色調補正/色調・彩度」で、色彩の統一をチェックし、色度40、彩度50、明度10で色を付ける。さらに、「フィルタ/ノイズ/ノイズを加える」でグレーノイズの10を加え、自然さを出したものが(3)である。


(3) 明るい木枠

 (2)を「イメージ/色調補正/色調・彩度」で、色彩の統一をチェックしを色度30、彩度50、明度-30でやや濃いめの木の雰囲気を出した。さらに、「フィルタ/ノイズ/ノイズを加える」でグレーノイズ10を加え、自然さを出したものが(4)である。


(4)-濃いめの木枠

 「色調・彩度」で木や金属の質感を出す事は可能であるが、枠に柄を付ける事も簡単に出来る。新規レイヤーを作り、KPTのTexture Exploereから適当な柄を選びだし、明度と彩度だけを重ねる。グレーで出来た枠に対して明度と彩度だけ加える事によって、立体感は枠のままとなる。あるいは、レイヤーの不透明度をコントロールする事により、重ねてもよい。


(5)-明度と彩度だけ柄を重ねる


(6)-5の柄の枠の使用例


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