Photoshop4.0の新しいグラデーションでは中間色を加える事が可能になり、様々な表現が可能になりました。
グラデーションの色を普通の絵や写真に重ねたり、色情報だけをすり替えたりして多彩な表現をする手法は従来のPhotoshopでも一般的でした。しかし、Illustratorなどに比べると、グラデーションの表現が貧弱で、(上品ではあるが)地味な仕上がりになりがちです。
例えば、次のグラデーションは、Appleの6色によるグラデーションです。
Appleの6色によるグラデーション
このグラデーションを使って、元写真の色情報だけをグラデーションにすり替える事による表現を試してみます。
元写真
元写真を二階調化→下にレイヤーを作り、Apple Colorのグラデーションをかける
左はレイヤーの描画モードが比較(暗)
右はレイヤーの描画モードが比較(明)
グラデーションの編集で、保存、呼出が出来るようになったのも便利。WWW上でグラデーションのデータ公開などが簡単に出来るようになりました。次のファイルは、ここで使ったAppleのグラデーションデータです。ただし、Mac用。
AppleGrad.hqx … Appleカラーのグラデーション(Mac用)