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オリエンタル・インテリア -書籍

「Bali Modern 」は、欧米人好みのスタイリッシュなインテリアが多いけど、この本はより現地の庶民っぽいスタイルや、古いスタイルも多く含まれているのが面白い。
この本を知ったきっかけは、渡辺篤志の「建もの探訪」で放送されたバリ島風モダン住宅の中岡邸の家造りのスタートになったという話から。

●「Bali Modern - The Art of Tropical Living」
Photograph : Luca Invernizzi Tettoni
Text : Gianni Francione
ISBN 962-593-466-9

タイトル通りのバリ・モダンのインテリアの写真集。
長渕康之の「バリ島」(講談社現代新書)にあるように、今のバリ文化はオランダ統治下で生まれたヨーロッパ人好みのスタイル。居住空間としての実用度と美術的感覚の融合が、非常に洗練され素晴らしい。
オリエンタル・インテリアの本を見ても、どっか一点は気に入らない部分があるものだが、ほとんどの所は完璧と言ってよいくらい。

● 「KILIMS and Symbols 」
Mehmet ATES $12
キリムについてのあれこれと、そのシンボルの意味解説。特にシンボルについては知りたかったのだけど、これを読んでも、実際のキリムとのシンボルの一致がよく分からないのが正直な所(^^;)。色々なキリムを見て修行を積めば、分かってくるのだろうか。

● 「現代に生きる伝統 トルコ手織り絨毯」
NET Books $8
トルコで買ったけど日本語の本。絨毯の写真は綺麗だけど内容はあんまり無かった。シンボルについても一覧があるけど、これまたよく分からない(^^;)。

● 「和とアジアンテイストの部屋づくり」
別冊プラスワン 主婦の友社
「Bali Modern」みたいに現実離れした環境ではなく、日本の家屋でアジアンにしているので参考にはなるが、どの部屋も微妙に気に入らない部分がある。和テイストと、中国テイストが強いものは好きになれないが。

● 「和とオリエンタルのインテリア」
SEIBIDO MOOK 成美堂出版
これも和テイストと、中国テイストが強いものは好きになれないが、まあ参考にはなる。

● 「アジアンで部屋を素敵に」
SEIBIDO MOOK 成美堂出版
同じSEIBIDO MOOKではあるが、「和とオリエンタルのインテリア」よりは好みに近い。

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